おすすめの最新オーディオ
オーディオルームは広い方が音は綺麗?
音は波として伝わるので、部屋の広さはスピーカーの大きさに関係します。
広い部屋で小さなスピーカーを使えば、波は小さくなり決して綺麗な音は得られません。
逆に狭い部屋に大きなスピーカーを用いても、音の波が大きすぎて却って雑音が残ります。
ですからオーディオルームの広さと、スピーカーの大きさの相関性を理解する必要があります。
最適な条件をクリアすれば、綺麗な音が得られるでしょう。
またオーディオと壁の位置も重要な点で、普段音楽を聴く位置に対し、音の波が綺麗に広がるか調べましょう。
仮に浴槽を部屋に見立ててみます。
そこへ何か物体を落とすと波紋が広がりますが、その方向が重要になります。
浴槽のどの位置に物体を落とせば綺麗な波が広がるでしょうか。
それはつまり、部屋のどの位置にスピーカーを置けば綺麗な音の波が広がるか、見極めるポイントと関連します。
スピーカーの位置は水平方向の壁だけでなく、垂直方向へも気を配る必要があります。
聴く人が床に座るのか椅子に座るのかでも異なります。
したがって、オーディオルームは広い方が良いとは単純には言えず、様々な要因を満たしてこそ綺麗な音を堪能できます。
オーディオルームの壁を吸音壁にするメリット
オーディオルームを作る場合、隣家への迷惑がかからないように気を付ける必要があります。
しかし、そのためにボリュームを絞って音楽をきくと、何のためにオーディオルームを作ったのか意味がなくなってしまいます。
そこでおすすめなのは、防音設備を備えた部屋にすることです。
部屋の壁だけでなく、天井や床、窓などもしっかりとした防音設計にする必要があります。
また、その際の注意点としては、音が中で反響しないようにすることです。
反響してしまうと聞きにくくなります。
これを防ぐには音を吸収する吸音壁にすると良いでしょう。
このような防音ルームにすることによって外に音が漏れなくなり、心おきなく音楽を楽しむことができるようになります。
シアタールームを作る場合も同じです。
映画の場合は通常の音楽以上にウーハーによって低音を響きますので、自分が思っている以上に外に音が漏れている恐れが高いです。
実際に、外に出て音が漏れていないかどうかを確かめてみると良いでしょう。